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防災紙芝居『水禍』‐みずのわざわい‐作成とその後上賀茂社協では、子ども達への防災教育と地域への防災啓発を図るために、上賀茂周辺も大きな被害を受けた「昭和10年京都大水害」を題材にした紙芝居と当時の資料をまとめた資料集+DVDを作成しました。
その後、各方面から問い合わせをして頂き、様々な場所で展示及びお話をさせて頂きました。 京都建築技術フェア(6月11日 京都市都メッセ) このフェアは、建築の専門家の皆さんが、未来の都市計画を考えたり、技術見本市をされる取り組みでした。 建築界でも、今後の課題として「防災」を重視されており、その流れで防災紙芝居を展示して下さいました。主催者の方のお話では、たくさんの方が熱心に見て下さっていたとのことで、啓発の意味において本当に感謝感激でした 紙芝居展示風景 京都市聴覚障害者協会高齢部 老人大学での講演 (6月27日 京都市壬生福祉会館) この学習会は、京都市全市の聴覚障害を持つ高齢部の方々が行っておられる事業です。 社協が作成した防災紙芝居の新聞記事を読まれ、問い合わせて下さり、この機会が可能になりました。 手話通訳の方を介しての講演で、うまくお伝えできるか心配でしたが、皆さん食い入るように資料の大水害DVDや紙芝居を見ておられました。また、障害のある方々にとっての地域防災のあり方や、大水害の際の子どもの頃の体験やご家族から聞いたお話なども出て、私たちも大変勉強になりました。 紙芝居の紹介 上賀茂小学校『上賀茂防災の日』との連携(6月28日上賀茂小学校) 防災紙芝居は、子ども達の防災教育に役立てて頂こうと一部寄付させて頂きましたが、上賀茂小学校でも、京都大水害のあった6月29日(今年は29日が土曜日なので28日に行われました)を『上賀茂防災の日』と位置づけ、災害に関する学習を深める機会とされました。 当日は、紙芝居を通じて繋がった京都府京都土木事務所の方が5・6年生に出前授業を行って下さり、鴨川や水害の歴史についてお話して下さいました。 くわしい当時の模様は京都府ホームページ 鴨川新発見記に掲載されています。 http://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/1330410736400.html?mode=preview また、4年生では、紙芝居の上演を通じて災害や災害に対する備えについて学習しました。 社協としても、このような取り組みが始まったことに心から感謝し、当日も紙芝居を作ったいきさつなどをお話させて頂きながら授業に参加させて頂きました。 災害についての授業 そして、この日はNHK の方々からBSプレミアム「新日本風土記」という番組が鴨川をテーマに番組作りをされているということから取材依頼があり、紙芝居を中心に取材されました。 取材風景 紙芝居で色々な人が繋がり、そして災害に対する取り組みが動き始めています。今後とも、社協として「命」に繋がる様々な取り組みを積極的に進めていこうと考えています。 NHK BSプレミアム「新日本風土記」は7月19日金曜日午後9時から放送予定です。是非、上賀茂社協の取り組みをご覧ください。 上賀茂学区 | - | -
ジュニア上賀茂検定地域の歴史を語り継ぐ取り組みに参画!
6月13日、上賀茂文化推進委員会主催の「ジュニア上賀茂検定」地域ラリーが行われ、社協も協力団体として参加しました。 この取り組みは、「地域の歴史を地域の子ども達に引き継いでいこう」と上賀茂小学校と連携し、数年前から地域ぐるみで取り組まれている事業です。 学習用テキストも初級編、中級編と上賀茂文化推進委員会の皆さんが作成され、 3年生の初級から始まり、6年生の中級編で終了することになっています。 この日行われた地域ラリーは、初級を学ぶ3年生が事前学習として、実際に地域を回り、自分の目で確かめるということを趣旨に行われています。 子ども達は、各班に分かれて、テキストにあるポイントをラリーしてまわります。この班にはPTAはじめ、保護者有志も同行されます。ポイントには地域の人々が立って、ポイントの説明をし、問題シートに合わせて質問します。子ども達はそれに回答して○×をもらうという仕組みです。 そして、子ども達は、この学習をもとに一年間学習を深め、年度末に検定をうけるようになっています。 まさに学校、地域、保護者が連携して成り立つ取り組みですが、この取り組みを通して、私たち大人も地域を学ぶ機会となっています。 3年生総勢100名、そして参加して下さった方々にとっても、真夏日の厳しい気候でしたが充実した日となりました。 上賀茂学区 | - | -
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