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鳳徳小学校4年学年通信で福祉教育の取組について掲載されました!福村さんに手話を教えて頂きました!!
19日(火)に総合的な学習で,福村さんに来ていただきました。福村さんは,鳳徳校区の近くにお住まいの耳が不自由な方です。 授業の前半では,福村さんご自身のことや,耳が不自由で困ることなどを中心に話をしていただきました。後半では,福村さんに手話クイズを出題してもらい,手話の学習をしました。最初はどのようにコミュニケーションをとればいいのだろうと戸惑っていた子どもたちも,指文字での自己紹介が福村さんに通じると,とても嬉しそうにしていました。子どもたちは正確な手話ができるわけではありませんが,「福村さんに伝えたい」という思いでジェスチャーをしていると,いつしか教室が温かい雰囲気に包まれていました。 授業後,子どもたちからは「楽しかった」「あんなにコミュニケーションできるなんて思っていなかったから嬉しい」という声が聞かれました。そして,「もっと手話や指文字を覚えて,出来ることを考えたい」という意見も出て来ました。この思いを大切にしながら,自分たちにできること,やってみたいことを考えていきたいと思います。 (原稿・写真) 1組 土橋久美子 2組 岸 千尋 鳳徳学区 | - | -
鳳徳小学校で車椅子体験をしました!平成23年11月8日(火)
鳳徳小学校4年生2クラスが、総合学習の時間に車椅子体験学習を行いました。 3限目と4限目を使い、1クラスずつ車椅子体験をしました。 初めに、校長先生からお話がありました。 「みんな、車椅子に乗ったことある?」 「車椅子に乗る人にとっては、その人の足となるとても大事なものです。 遊びじゃないからみんな真剣に学習して下さい。」 次に、私たち北区社協の実習生により、車椅子の使い方や介助の方法、各コーナーの説明をしました。 「声をかけながらゆっくりしてあげてね。」 「止まっている時は必ずブレーキをかけてね。」 車椅子体験はじまり!! 3人1組になり、コースを一周するごとに車椅子に「乗る人」「押す人」 「補助する人」を交代して体験しま した。 鳳徳学区のボランティアの方々に、各コーナーでのご指導と見守りをして頂きました。 車椅子でスロープや段差の上り下りを体験しました。 下りる時は反転して、必ず後ろからゆっくり下ります。 車椅子に乗っている子どもたちは、「怖い」や「不安だ」と感じたようです。 車椅子に乗っている人の気持ちを考えて押すことの大切さや 声かけの必要性に気づいてくれた子どももたくさんいました。 車椅子ではぬかるんだ道やじゃり道はとても進みにくく、押す人も力がいります。 その他にも、長椅子を並べて作ったジグザグ道では自走を体験しました。 (感想) 車椅子は、ケガをしている人、病気などで歩けない人など様々な人が使用します。もしかしたら自分や友達も車椅子に乗ることがあるかもしれない。また、いつどこで車椅子に乗っている人に出会うかわからない。車椅子に乗っている人を特別視したり、見て見ぬふりをするのではなく、「声をかけてみよう」「何か自分に出来ることはないかな」と考えてもらうきっかけになればと思います。普段の生活でも、まちを歩いていて「こんなものがあったら車椅子の人が通りにくいな。端に寄せておこう。」というように、気づいて自然と行動にうつせるようになってほしいと思います。 声をかけるのは勇気がいることですし、何かお手伝いしたいという気持ちがあっても、どうしたらよいかわからないと思ってしまう人は多いと思います。この体験学習が活きて、「学校で勉強したから、どうしたらいいかわかる!」という知識・経験があれば、「何かお手伝いしましょうか。」と声をかける勇気も出てくるのではないかと思います。そういう意味のある学びの場となるようにという思いを込めて、今回の車椅子体験学習を行いました。 (文責) 実習生 神谷はる野 (佛教大学) 鳳徳学区 | - | -
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